農家泣かせの種

栗マロンの種はミヤコ系とまさかり系の南瓜などを交配した特殊な種です。栽培が難しく、手間がかかる為、通常の南瓜の約半分しか収穫が出来ません。そのかわり十分に育つと他の追随許さない美味しい南瓜に育ちます。努 力と苦労を無くして美味しいものは作れません、どれだけの手間を掛けたかで「味」は決まります。


最初は苗床で育てる

南瓜の種のほとんどは畑に直接まきます。しかし栗マロンの場合、まずは苗床である程度成長させてから畑に植えます。この作業が成長過程を適切にコントロールします。子供の頃からいい環境で育てることにより優秀な南瓜は育ちます。







良い野菜の基本は良い土から

栗マロンは小さな玉になりがちなやっかいな南瓜、その栗マロンを大玉で作る秘訣は土作りにあります。堆肥の投入、有機肥料を主体とした施肥設計を綿密に練り良い野菜を作る基本となる土を作っていきます。多くのブランド野菜もこの土作りがいのちとなります。




一本の蔓に一個

実は栗マロンは「高級メロン栽培」のように1本のつるから多ければ6個〜10個花が付くのを間引きし、1つだけにして育てます。1つにすることで栄養分が分散されず、より美味しくて栄養価の高い南瓜ができます。多ければ10個できる所を1つにまとめたのですから美味しくないわけがない。そう、栗マロンは1個1万円で売られているような「高級メロン」と同じ作り方で育てられているのです。




収穫のサインはコルク

栗マロンを収穫する際、コルクと言われる接合部分が十分乾いているかどうかを注意深く1つひとつ確認します。しかし、ただ乾いていればいいというわけではありません。収穫に適しているかどうかプロの目で見極めて収穫します。判断を間違うと美味しい南瓜は育たず、栗マロンとして名乗ることはできません。


風乾

コルクで完熟を確認し、味を確認し栗マロンとしての基準をクリアーした南瓜は「風乾」と呼ばれる作業に移ります。「風乾」とは収穫後、風通しの良い日陰で切り離した接合部分を10日間ほど乾かすこと。野菜は収穫時、切った部分から水分が出ます。この「風乾」を行うことで底を乾かし内部の水分を蒸発させ、南瓜自体が持っている熱を冷ますことによって劣化を防ぎ、味を安定させるのです。



 

 

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